この記事は 年頭にふさわしくないので 興味のない方は読み飛ばしてください。

12月末日 大滝詠一さんの訃報が流れました。

私をよく知ってる方は、私がナイアガラー(熱い大滝ファン)である事は知ってると思います。

小6で大滝さんの声に打たれて以来のファンで
昨年はナイアガラの動画サイトや掲示板を作り
ナイアガラーの方と交流が始まったばかり。

甘い歌声以外に ラジオ出演での深い話に感銘を受け
それが今の頑固な私を作った気がします。

ナイアガラーの方は師匠と呼び
3月に放送されるだろう アメリカンポップス伝パート5や
クリスマスに発表された EACH TIMEのCD発売を楽しみにしていました。

私にとっては過去に大ヒットしたミュージシャンではなく
ほぼ毎日ラジオ音源や音楽を聞くほど 生活の一部になってました。
まさに師匠でした。

はっぴいえんど のバンドメンバー 松本隆さんのツイッターによると
今日1/4、荼毘に付されたようです。

引用させていただきます。
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今日、ほんものの十二月の旅人になってしまった君を見送ってきました。
ぼくと細野さんと茂の三人で棺を支えて。
 持ち方が緩いとか甘いなとか、ニヤッとしながら叱らないでください。

眠るような顔のそばに花を置きながら、
ぼくの言葉と君の旋律は、こうして毛細血管でつながってると思いました。
 だから片方が肉体を失えば、残された方は心臓を素手でもぎ取られた気がします。

北へ還る十二月の旅人よ。
ぼくらが灰になって消滅しても、残した作品たちは永遠に不死だね。
なぜ謎のように「十二月」という単語が詩の中にでてくるのか、やっとわかったよ。
 苦く美しい青春をありがとう。
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松本隆さんの詩・・・・届きましたか?
大滝師匠、どんな旋律をつけられますか?

芸能人の訃報でこんなに心臓が痛くなったのは初めてです。
今年は父が不在の年越しでもあって
紅白も正月番組も見る気がせず、ぼーっとしてしまってます。

辛いこと、悲しいこと、いろんな事があるけれど
健康で生きている事、家族がそろって食事できる事は
あたりまえではなく どんなに幸せかも 実感しました。

大滝師匠、ありがとうございました。
大好きです。ずっと聴きます。さようなら。

年頭からしんみりとした記事で本当にすいません。

12月の旅人になった師匠の 私が大好きな曲です。作詞:松本隆 作曲:大瀧詠一


12月の雨の日 はっぴいえんど 作詞:松本隆 作曲:大瀧詠一